Section 01
ユーザー好みの色を
再現できる照明づくり。
再現できる照明づくり。
――「Synca Bright」のプロジェクトは、どのように始まったのですか?
坂本 照明の企画の出どころは大きく3種類、自分たちを起点に始まる自発提案、トップダウン、営業要望なんです。その中で、「Synca Bright」は営業要望から始まりました。Syncaをリリースして間もなく、Syncaの特徴である3色で多彩な色を表現できるという強みを別方向に生かせないかと模索し始めました。その中で、生鮮食品向けの商品として「Synca Bright」の企画が具体化していきました。生鮮食品売り場では商品がおいしそうに見える色味が重視されるので、ユーザーが好みの色に合わせられる照明をつくる、というのが起点でした。
青木 私と上野が所属しているのは、自部署を起点とした製品の企画や商品企画部からの「こういう商品をつくりたい」という要望に基づいて、必要な光学部品(レンズ・反射板など)と光源の検討・設計を担う部署です。自社で光源開発も光学部品設計も行い、そこを起点に何か良い商品ができないかを模索します。
上野 「Synca Bright」では私が光源の設計担当、青木が光学の設計担当です。
田中 私は照明本体を扱わず、調光のシステムを担当しています。主に無線の調光が領域です。「Synca Bright」では、色を選ぶUIの開発に携わりました。
坂本 仮称は「生鮮 Synca」から始まりましたが、生鮮食品に限定しない使い方が見えてきたので、「Synca Bright」に名前が決まりました。色味重視で好みも分かれる領域であっても、“お客様の好みの色にピンポイントで合わせられる”という強みは他社にはない。そこに手応えを感じて、「これはいい製品になるぞ」という予感がありました。ポイントは“3色をきれいに混ぜる光学技術”で、ここに遠藤照明の知識と経験が生きていると思います。
上野 「Synca Bright」はRed / Blue / Greenの3色をベースにしています。白色にしたときも赤の発色性が良くなる設計で、リンゴの赤やサラダに盛り付けられたトマトなどをきれいに見せるために選んだ3色です。一般的なカラーライティングとは異なる3色の光源を使って赤の発色性を高める、というアプローチなんです。















