照明は手段。売るのは空間。

本当の照明の提案の楽しさ

私の遠藤照明での一番のギャップは、照明デザインがやりたくて入ったんですが、営業になった事です(笑)。それは全然悪い意味ではなく、それがこんなに楽しいとは思っていませんでした。営業になっても照明の提案は出来ますし、お客様と会話も出来ているので、学生の時に考えていた営業の認識が間違っていたのかもしれません。

今まで入社して十数年色々な方の下で働いて、その方達が一生懸命多くの事を教えてくれ、それを吸収していくうちに様々な事が楽しくなってきました。マネージャーとなった現在では、その時教わった「本当の照明の提案の楽しさ」を若い世代に伝えていくことが、社内外でお世話になった方達への恩返しにもなり、遠藤照明の継続的な発展に繋がると信じています。

高付加価値空間を創るために

いい空間創りで心がけているのは、「お客さまが呼びたい客層を呼べる空間創り」をする為の照明空間を提案することです。打ち合わせで、どういう空間を創りたいか、イメージだけでなく客単価やターゲットを聞きながら、最適な空間を考えていくのが、照明の提案の楽しさだと思っています。真剣に取り組んだ結果、照明が納まった後に、お客様が呼びたかった客層のお客様が来てくれて、売り上げも上がったと言われるのが本当に嬉しいですね。綺麗とか、かっこいいだけでなく、目的があって、それをちゃんと達成しているのが、「高付加価値空間」です。

商業施設に特化したメーカーとして、そこにちゃんと結果を残さないといけないと思っています。それが良い空間創りであり、「高付加価値空間創造企業の遠藤照明」として、十年以上そこはブレていません。

とはいえ、やっぱりありがとうと言われるのは、幾つになっても嬉しいですね。

いい空間創りへの想い

私は元々照明が好きで、学生の時から照明デザインをやりたくて、遠藤照明に入社しました。入社してからやりたいことを、そのままやらせてもらっているので、本当に楽しいですね。本当にこれをやりたいと思って言い続けていれば、部署異動も含めて叶います。加えて、うちの会社は、本当に人が凄くいいですね。みんな相談したら真剣に答えてくれますし、一生懸命やっています。それも、本当に照明が好きだからこそ出来ることで、好きじゃないと中々できない仕事です。

自分が提案したもので空間が変わり、そこに来る方の心境にも変化を起こすようなことを、楽しいと思えるかが大事だと考えています。照明はあくまで商材の一つであって、私達は空間を売っています。そういったクリエイティブなことをやりたい人には合っている会社だと思います。細かい技術などは入ってから覚えられるので、根本の部分で、照明を通じた「いい空間創り」に想いを持っている人と一緒に働きたいです。