照明の力で暮らしを豊かに

全体を見通して問題を速める

入社後暫くは目の前のことで精一杯で、製品のリリースや納期に追われて視野が狭く、先まで見通せていませんでした。マネージャーになった今ではその辺りも見えるようになってきて、事前に想定し対処できるようになってきました。また、チーム一体となりながら協力しあい良い製品をリリースすることも出来ています。

製品開発は長いもので半年以上かかるものもあります。そのため、残り一か月等の段階で問題が起きたら確実にアウト。そうなってしまうと、頑張って何とかなる状況ではありません。なので、大きな壁になりそうなものや、課題となりそうなものを速くどんどん見つけて、全体を見通しながら事前に問題をクリア出来るようにしています。開発の段階では、解析とプロトタイプの作成を繰り返すことで、自分のアイデアがリアルタイムで形になっていくのを見ることが出来ますし、その際に光の効果を検証していくので、それまで出来ていなかったことが出来ると、「これいいね」といった感じでみんなで盛り上がりますね。

組み合わせで広がる光の可能性

5年前、「光のことなら、原田に任せたら大丈夫」といった存在になりたい!と思っていました。、そういう意味では、現在当社の製品の要でもある光学技術のマネージャーを任せてもらえているので、その思いは実現していると感じています。その半面、商品の価値をもっと上げたかったとも思っていました。

最近まで、LED光源、つまりパッケージは別の部署が管轄していましたが、光学部品だけでなく、パッケージも併せて私の部署で扱うようになりました。そうなったことで、パッケージメーカーにヒアリングが容易になり、メーカーがどのような考え方を持っているのかや光の今後の在り方について見えてきました。今後はこの光学部品とパッケージ、さらにはIoT等の技術の組み合わせにより、光の可能性をより強化していき、照明の力で暮らしを豊かにしていきたいと考えています。

自分の肌に合う選択を

自分達が作った照明は、一般の方の目に触れるところに取り付けられるので、その効果が自身でも楽しめるのも、遠藤照明の特色だと思います。やりたいことはやらせてくれる社風ですし、大枠でどの市場をターゲットにするかが決まれば、そこに対して具体的にどんな製品を創り、価値を提供出来るかは私たち自身で創っていくことが可能です。日々仕事をする中では、もっとこうしたら良いといったアイディアをチームの皆で蓄積していき、ノウハウを集約しています。

創ったモノの良し悪しをどう捉えるかは数値化出来ないものなので、一概に何がいいかは分かりませんし、そこが面白いと思います。同じように、人によって捉え方は違いますので、学生の皆さんには、是非OB・OG訪問をしてみて欲しいと思っています。会って、話して、その会社が自分の肌に合うかどうか、自分で確かめてみてください。